〜利尻島・礼文島ツアー〜
利尻島、礼文島は北海道の北部に位置する島。どちらも高山植物が多数自生しており固有種も多い。利尻島は標高1,721mの利尻岳が深田久弥氏の日本百名山に数えられており百名山の登頂達成を目指す登山者の来島が多く、礼文島は標高0m地点から200種類にも及ぶ高山植物が自生することから「花の浮島」と呼ばれ花好きの登山者憧れの島となっている。通常はこれほど標高の低い場所に高山植物が生えることはなく、緯度が高く気温が低い場所ならではの自然現象である。旅行者は稚内からフェリーで入ることが主流で、稚内の日本最北端の地と合わせて訪れる場合も多い。
どうやって行くの?
稚内港から利尻島・礼文島を結ぶフェリーが定期運航されている他、空路では利尻空港と札幌丘珠空港を結ぶ路線が1日1往復、利尻空港と新千歳空港を結ぶ路線が観光シーズンである夏季限定で運行している。礼文島にも空港があるが現在休止中となっている。
イチ押しスポット
【礼文島・利尻島】限られた季節に一斉に咲き誇る花々が美しい
カラフトハナシノブ
高山植物を楽しむ
利尻島、礼文島は何と言っても高山植物。雪解けが遅く春の訪れが5月頃となり、短い夏を経て9月には冬の足音が聞こえる。そんな限られたほんの4~5ヶ月の間に様々な高山植物達が咲き誇り旅行者を楽しませてくれる。特に6月は開花する花の種類が多くベストシーズンと言える。礼文島では本来は日本アルプスなどの高山、つまり登山しないと見ることが出来ない花々が海岸線近くでも咲いており、登山なしでも見られるため登山が苦手だが花は好きという旅行者にとっては夢のような場所である。また礼文島でしか見られない固有種が多いのもこの島の花の特徴である。
利尻山を望む
最北端の日本百名山、利尻山
利尻島にどーんとそびえる利尻山。実は北海道みやげの定番「白い恋人」のパッケージに描かれている雪の山がこの利尻山。標高1721mの成層火山で「日本百名山」「花の百名山」などに指定されている。地質は軟弱な火山噴出物からなるため登山道の浸食などが発生している。そのため登山道や花を守るために「携帯トイレを使う」「ストックにキャップを付ける」「植物のうえに座らない、踏み込まない」という3つの利尻ルールが制定されている。山頂からの眺望は抜群で天気がお隣の礼文島はもちろんのこと、大雪山や十勝岳なども望む事が出来る。
まだまだある利尻島・礼文島の見どころ
南浜湿原から利尻山を望む
【利尻島】南浜湿原の散策
利尻島にある南浜湿原は島内最大級の湿原で、木道が整備されており1kmほどの散策コースを1時間ほどかけて歩く事が出来る。標高は低いが高層湿原の様相を呈し、湿性植物や高山植物の宝庫となっている。ここから眺める利尻山はとてもキレイで状況によっては水面に逆さ利尻山が見られる。
澄海岬
【礼文島】美しい澄海岬
礼文島にある澄海岬。名前も素敵だがこの岬の下にある湾がまた素晴らしく美しい。海水は透明度が高く青く澄んでおりまさに名前の通りの光景が広がっている。
スコトン岬から見る海馬島(トド島)
【礼文島】最北限の地から眺める景色
礼文島の最北部にあるスコトン岬。日本最北端の宗谷岬より少しだけ緯度が低いため実際は最北端ではないが、地元では昔はここが最北端と考えられていたことから現在でも「最北限」を名乗り標識も建っている。展望台からは沖合いに無人島である海馬島(トド島)が見え、海の美しさと合わせた絶景が楽しめる。
地蔵岩
【礼文島】地蔵岩
礼文島の南側にあるお地蔵様が手を合わせたように見える海岸沿いの細長い巨岩である。この岩の割れ目に夕日が沈む様子はとても美しく人気の夕日スポットとなっている。またこの付近の海岸では「メノウ」の原石が拾えることで有名である。
食べ物・特産品
お 酒 礼文昆布焼酎
海産物 昆布(利尻昆布)、ウニ(礼文のウニは最高級品)
特産品 甘露泉水(利尻島/名水百選選定)
宿泊施設
ホテル・民宿を合わせ両島で40軒を超える宿がある
- 宿の数はそれなりに多く総収容人数もそこそこあるがシーズンが限られるため来島者が一時期に集中し、満室になる日も多い。
- ツアーで利用出来る宿は限られるが、オリジナルでプランを作れば選択肢の幅は広がる。気軽にツアープランナーに相談したい。
ご自身の旅のスタイルに合ったお宿をお選びください。
イベント・祭り
4月 |
壱岐いぐり凧(島後/町指定無形民俗文化財) |
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4月 |
布施の山祭り(島後/国指定無形民俗文化財) |
5月 |
しげさ踊りパレード(島後) |
6月 |
隠岐の島ウルトラマラソン |
各季節 | 牛突き大会 |
ツアー一覧
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