〜伊豆大島ツアー 身近な離島でリフレッシュ〜
伊豆大島は伊豆諸島の中では東京から最も近く、また伊豆諸島最大の島。島の中央にある三原山は活火山であり直近では1986年に噴火を起こし全島民が島外避難を強いられた。現在は沈静化し1990年以降の噴火はないが、わずかながらも山体は膨張しており地下でのマグマの供給は続いていると考えられる。気候はやや温暖で、最寒月の平均気温は東京都内より1℃少々高くなっている。島では椿の木が多く椿油を使った特産品の製造販売や旅館では椿油で野菜や魚介類を揚げる郷土料理(椿フォンデュ)の提供があり、また椿が咲く1月~3月には大島椿まつりが開催される。
どうやって行くの?
海路は東京竹芝からはジェット船または大型客船、熱海からはジェット船が就航している。季節により久里浜、館山、伊東からもジェット船が運航される。空路は調布から新中央航空のプロペラ機が定期就航しているが座席数が少なく旅行者の利用はあまり多くない。以前は全日空が定期運航していたが2015年10月を以て運休、事実上の廃止となった。
イチ押しポイント
【伊豆大島】伊豆大島のシンボル、三原山。
三原山
手軽に火山を歩ける登山コースが人気!
伊豆大島のシンボルでもある「三原山」は玄武岩質のマグマの噴出で出来上がった成層火山。外輪山のカルデラはハイキングコースになっており火口周辺を一周することが出来る。火山だけあって山頂近くには植物はほとんど生えておらず黒い火山噴出物に覆われた荒涼とした風景が広がり、エリアごとに「表砂漠」「裏砂漠」などの名が付いている。また河口付近はまだ湯気が上がっている場所もあり、地球の力強さを感じられる。登山道はいくつかあるが、路線バスも入る三原山頂口からは遊歩道が整備されていて火口の遊歩道を一周して戻っても2時間半程度。比較的手軽に歩けるため人気が高い。
まだまだある伊豆大島の見どころ
筆島
海から突き出た奇岩
伊豆大島の南部にある筆島。その名の通り筆のような細長い岩が海中から突き出している。これは伊豆大島が出来上がる前にあった筆島火山の残りだとのこと。今では伊豆大島を代表する景勝地になっている。
地層大切断面
道路脇に現れた地層の崖
道路拡張工事の際に現れた地層。三原山の噴火のたびに火山噴出物が堆積し、バームクーヘンのような見事な地層が出来上がった。地層が曲がっているのは外部からの力が加わったためではなく、もともと起伏のあった場所に堆積したため曲がったような形状になったそう。南部にドライブをすれば見られるのでぜひ足を運んでもらいたい。
波浮港見晴台
波浮の港
大正時代に野口雨情が作詞をし中山晋平が作曲。昭和初期にレコード発売されて大ヒットした名曲「波浮の港」。そこに描かれたのが当時の波浮港村である。ただし雨情本人は波浮を訪れておらず、歌詞の中には事実に反する表現も含まれている。現在の波浮は静かな港で、時おり訪れる旅行者を優しく出迎えてくれる。その波浮港を見下ろせるのがこの波浮港見晴台である。
刺身イメージ
美味しい海の幸!
伊豆大島の近海は豊かな漁場となっており新鮮が魚介類が提供される。旅館での食事はもちろん、町にある飲食店でも刺身や寿司などを食すことが出来る。中にはさざえラーメンなるものも!
温泉
海水浴・ダイビング・釣り
食べ物・特産品
お 酒 本格焼酎「御神火」など
海産物 タカベ、イサキ、くさや、塩、など
農産物 明日葉、椿油など
宿泊施設
ホテル、旅館、民宿などジャンルは様々。
- 温泉付きの宿は一部で三原山中腹の大島温泉ホテルや市街地のホテル白岩などが有名。
- 民宿は岡田地区、本町地区、野田浜などにあり夏場の海水浴シーズンに人気。
- ただしツアーで利用可能な宿は限られているため設定宿の中から条件に合わせてチョイスしたい。
ご自身の旅のスタイルに合ったお宿をお選びください。
イベント・祭り
冬場 |
大島椿まつり |
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2月 |
伊豆大島カメリアマラソン大会 |
6月 |
伊豆大島トライアスロン |
7月 |
海開き |
8月 |
夏まつり |
ツアー一覧
現在こちらの行き先のツアーはリクエストにてお受けしております。
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