〜亜熱帯のネイチャーアイランド〜
どうやって行くの?
八重山諸島の玄関口である石垣島まで空路で入ったうえで、石垣港から高速船またはフェリーを利用。西表島の港は東部地区の「大原港」と西部地区の「上原港」の2か所があるが、上原港は外海に面しているため波の影響を受けやすく欠航の確率が比較的高い。上原航路が欠航で大原航路が就航した時には大原港~上原港間はシャトルバスが運行される。
イチ押しスポット
【西表島】浦内川・マリユドゥの滝・カンピレーの滝
カンビレーの滝
亜熱帯の自然を肌で感じられるお勧めコース
西部地区に浦内川という川がある。この川は沖縄県内で最長の河川であり雨の多い西表島にだけあって水量が豊富である。この川の上流にはマリユドゥの滝とカンピレーの滝という2つの大きな滝がある。河口付近から観光船で軍艦岩というところまで行き、そこから遊歩道を歩けばこれらの滝にたどり着ける。遊歩道は整備されていて比較的容易に到達でき、手軽に亜熱帯のジャングルの雰囲気を味わえるためこの散策路は人気である。ただし運動靴など最低限の装備は必要なので服装等にはご注意!
星砂の浜
シュノーケル・海遊び
西表島の海もまた格別である。西部地区にある星砂の浜は満潮時にはシュノーケルに最適なポイントとなり、自由に泳ぐことが出来る。魚影は濃くサンゴも鑑賞出来るのでとってもオススメ。また、ここには潮流の関係で星砂(有孔虫の殻)が集まっており泳がずとも浜で星砂探しをするのも楽しいものである。
まだまだある西表島の見どころ
ピナイサーラの滝
亜熱帯の森で滝めぐり
マングローブの川をカヤックで遡上し、途中から徒歩で上流まで歩き滝に到達する。このような川+森+滝を楽しむエコツアーが人気。ただし単独での行動は危険が伴うためガイド同伴のツアーに参加する形が望ましい。
マングローブカヤック
亜熱帯の森・川を楽しむ
西表島の川は河口付近での流れは緩やかなためカヤックで溯上することが出来る。装備やスキルはそれほど必要ではないのでアウトドア初心者でも手軽に体験できる。両岸にマングローブが生い茂る自然のままの川でのカヤックは亜熱帯の自然との一体感を感じられる人気のアクティビティである。
西表島船浮 イダの浜
道路が通じていない秘境の集落
西表島は東部地区から西部地区へ時計回りで行く道は存在しない。そのため西部地区では白浜という集落が道の終点となるのだが・・・そこから船でしか行くことの出来ない集落が存在し、そこが「船浮地区」である。近年は秘境ブームで訪れる観光客も増えたが、まだまだ手つかずの自然が残り特に「イダの浜」という浜は美しさと静けさが相まって非常に魅力的である。ちなみにイリオモテヤマネコの発見の地はこの船浮地区である。
バラス島
沖合いに浮かぶサンゴの島
上原港の沖合にあるサンゴのかけらが堆積して出来たバラス島。マリンショップのシュノーケルツアーなどで上陸する事ができ、手軽に幻の無人島を体感する事が出来る。堆積具合によって形や位置が若干変化するのが面白い。
サガリバナ
サガリバナの花が朝靄の川面を流れ・・・
サガリバナは熱帯・亜熱帯に分布する木で日本では奄美大島以南に自生している。夏の夜に花開き朝には落ちてしまう儚い花なのであるが・・・6月下旬の西表島の川では川岸にあるサガリバナが落下し朝靄の川面をゆっくりと流れてくる光景を見る事が出来る。それはそれはとても幻想的で美しい。この光景を見るカヤックツアーもあるので時期が合う場合はぜひ早起きして参加してみてほしい。
サキシマスオウノキ
驚異の板根!
亜熱帯域の植物に多い根の形状「板根」を持つサキシマスオウノキ。奄美地方以南ではよく目にする木だが、仲間川の上流には日本最大のサキシマスオウノキが存在し見学する事が出来る。大原港近くの仲間川遊覧船に乗り終点まで行けば遊歩道が整備されていて容易に到達出来る。往復で所要70分ほどのクルーズであるが潮流の関係で運航時間が限定されている点には注意が必要である。
由布島
大原地区と上原地区のちょうど中間あたりにある沖合いの小さな島。西表島とこの由布島の間の海は非常に浅く、そのため水牛車に乗って島に渡ることが出来る。その風景は西表島を代表する非常に有名な景色でありパンフレットなどで目にした事もあるかと思う。由布島は以前は人が住んでいたが現在は島全体が植物園になっている。
西表野生生物保護センター
食べ物・特産品
野菜・果物 さとうきび、米、黒米、パイナップル、オオタニワタリなど
海産物 ノコギリガザミ、島たこ、アカマチ、シャコガイ、もずくなど
その他 イノシシ
宿泊施設
大型のホテルは数軒、民宿やペンションなどが主流。
- 西表島でいちばんハイクラスな宿は月ヶ浜に面した場所にある星野リゾートリゾナーレ西表島。(4月以降はニラカナイに変更)
- 西表ジャングルホテルパイヌマヤは以前は西表島温泉として営業していたものの湯が枯渇して現在は温泉の提供は行っていない。
- 東部地区にあるラ・ティーダ西表リゾートはコテージタイプの素朴なリゾートで価格も手ごろなため人気が高い。
- 西表アイランドホテルは西部地区にある民宿+αといった規模のホテル。ツアー設定ホテルの中では安価なため人気がある。
- 他にもダイバー向けのホテルや民宿などあるが既存のパッケージ商品では設定が少ないためこれらを利用する場合は要相談である。
ご自身の旅のスタイルに合ったお宿をお選びください。
イベント・祭り
2月 |
やまねこマラソン |
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3月 |
海開き |
旧暦10月前後の己亥 |
節祭 |
ツアー一覧
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